移動距離と歩数でマイル(ポイント)が貯まるトリマを使っている人はご存知、めんどうな広告視聴が悪い意味でさらにパワーアップしています。
今までも悪質・不快な広告や広告の再生不具合はあったのですが、さらに視聴時間延長となる広告が追加されました。
トリマは移動距離・歩数計ポイ活アプリとしてはトップレベルで稼げる神アプリなのですが、どうにも広告を視聴させよう感がすごいんですよね…。
それでも私はトリマを毎日行っていて、6日に1度の頻度でマイルを交換しています。先日のAmazonプライムデーではトリマで貯めたAmazonギフト券だけで1年分の日用品を買うことができました。
そんな私が最近追加された新しい悪質・不快な広告と、これら広告の対処法及び配信停止方法を紹介します!
・一部広告業者(Pangle、Facebook、UnityAds)の悪質な広告は直接配信停止申し入れが行えるので、即申し入れで改善する
・それ以外の広告は「広告IDのリセット」を行えば配信される広告が変わる可能性あり。悪質な広告を視聴する確率が下がる
目次
以前からある悪質・不快な広告、広告の再生不具合
まずは以前からある広告と不具合を紹介します。
悪質・不快な広告や広告再生不具合は、特に2022年1月から目立ってきました。それ以前もあったのですがやたらと増えてきた印象ですね。
トリマとしては「アダルト系や公序良俗に反する広告は全てブロック」しているらしいのですが、広告主もあの手この手で広告を押させようとしてきます。
もはやいたちごっこに近い感じになっています。
閉じるボタンが背景と一体化して見にくい -> 広告が終わったタイミングが分かりづらい
ダミーの閉じるボタンがある -> ダミーのボタンを押してもマイルがもらえない
[ 広告の再生不具合 ] 「広告が読み込まれませんでした。時間をおいてお試しください」と表示される
「広告を再生開始中です…」で止まる
動画を見るボタンを押しても画面が黒くなって進まない
これらの広告・不具合に当たると最悪、トリマを強制終了 -> 再起動 が必要になります。
トリマを使っている人なら1度はこのような広告にあたったことがあるのではないでしょうか。
改悪?最近追加された視聴時間が延長される広告
最近追加された広告は視聴中に「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」と「回答して報酬(5秒スキップ)をゲット」と表示される広告です。
あれ?どっちも良い広告なんじゃない?って思いますよね。私も当初はラッキーと思いました。
ですが、この新しい2つの広告は、ほとんどの場合、広告視聴時間が延びてしまう広告だったんです!
スワイプして動画の最後5秒をスキップ
この広告は視聴中、上の画像のように、「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」とウインドウが出てきて、実際にスワイプすると広告の最後を5秒スキップできるようになります。
ただし、この最後5秒のスキップは手動です!
つまり、動画は流れているけど5秒前に「スキップボタン」が押せるということです。
この「スキップボタン」というのがまた厄介で、「スキップボタン」を押したら、もう今度は「閉じるボタン」を押す必要があります。
5秒のために、「スワイプ」、「スキップボタン」、「閉じるボタン」の3回の動作をする必要が出てくるということです。
余計に時間がかかるわ!
なので、この最後5秒のスキップなんていらないからスワイプなんてしない!と思うじゃないですか。
ですが、「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」とウインドウが出ている間は広告は止まったまま、視聴時間も経過しないんです!
ちなみに、この「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」とウインドウがでている時間は5秒です。5秒たったら自動で消えて、広告が継続されます。
結論として、この「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」とウインドウが出てくる広告は、通常より5秒長い広告ということになります。
回答して報酬をゲット
この広告は視聴中、上の画像のように、「回答して報酬をゲット」とウインドウが出てきて、回答をタップ、正解すると報酬(最後5秒をスキップ)ができるようになります。
出てくるクイズは簡単なものです。というか上が正解、下が「花」で固定です。(今のところかもしれませんが…)
お気づきかと思いますが、この広告も「スワイプして動画の最後5秒をスキップ」と同じく、最後5秒のスキップは手動!
ただスワイプが回答のタップになっただけで行われる内容は変わりません。
つまり、この「回答して報酬をゲット」とウインドウが出てくる広告は、通常より5秒長い広告ということになります。
これら2つのウインドウが出てくる広告は決まっているわけではなく、同じ内容の広告であっても、出たり出なかったりです。(私は3つの広告から同様のウインドウがでてきました。)
そのため、私的には、このウインドウは広告主によるものというより、トリマ公式が付けているものじゃないのかなと考えているのですがどうなんでしょうね。
もしそうなら、こんなこと追加していないで、公式には以前からある悪質・不快な広告、広告の再生不具合の対応をしてほしいです。
悪質・不快な広告を配信停止したい
個人的に思うところもありますが、悪質・不快な広告は、結局トリマ公式がダメージを負うことになる考えているので、私は今回追加された広告も含めて、正常じゃない広告は積極的に配信停止を申し入れたいと思っています。
配信停止は、すべての広告ではありませんが、一部の広告主が出しているものに限り、直接配信停止の申し入れが可能です。
直接配信停止ができない広告の場合は、広告IDのリセットを行うことで改善されることがあります。
また、広告IDをリセットしても改善しないときは、広告のスクショをトリマのお問い合わせから送信することができ、配信停止の申し入れを行うことが可能です。
・直接配信停止ができない広告は、まず広告IDのリセットを行う
特定の広告主の悪質・不快な広告などを配信停止する方法
下記が一部の広告主に対する直接配信停止を申し入れする方法です。(ただ、悪質な広告はほとんど直接申し入れができないので、あまりに多いようなら広告IDのリセット、またはトリマ公式にスクショを送信しましょう。)
Pangleの場合
参照:トリマ公式ヘルプ
Facebookの場合
参照:トリマ公式ヘルプ
UnityAdsの場合
参照:トリマ公式ヘルプ
広告IDとは
広告IDって何?なんで悪質・不快な広告、広告の再生不具合が改善されるの?って思いますよね。
広告IDとは、
広告IDとは、AppleやGoogleなどのプラットフォーム事業者からアプリ開発者に提供され、ユーザーがオプトアウトできる、匿名かつユニークな、広告配信識別用のIDのことです。リターゲティングやインタレストベースの広告配信に利用されます(アプリでの広告配信のみ、ブラウザは非対応)。
です。
ようは、使用履歴・閲覧履歴などのデータ収集に使われる個別の番号のことで、この番号を使えばその人が興味・関心のある広告を表示できるようになるものです。
トリマの広告では、よく自分が見ている・使っているものの広告が出てきたりしませんか?
これは広告IDに紐付いたデータを元に、自分の興味・関心のある広告が配信されるためです。(配信する対象を絞らず無作為に配信される広告もあるので、すべての広告が広告IDを使っているわけではない)
広告IDのリセットを行うとどうなる?
広告IDをリセットすることで、広告IDが最初に持っているデータ(性別・年齢・住んでいる地域)のみを基準に広告が配信されるようになり、自分が興味・関心のある広告だけが表示されるようなことはなくなります。
ようは、正常な広告の中に悪質・不快な広告、再生不具合が起こる広告を混ぜて、これらの広告が当たりにくくするということです。(ババ抜きの最後に全カードでシャッフルして、もう一度最初からババ抜きをするイメージですかね)
→ 悪質・不快な広告、再生不具合が起こる広告を視聴する可能性が減る
広告IDをリセットする前に注意すること
広告IDはトリマの長期間のミッションのような成果報酬型のポイ活を行っている場合は注意が必要です。
広告IDは個人を識別する情報としても使われるので、ミッションを行っている最中にリセットを行うと、ミッションの成果がもらえない可能性が高いです。
広告IDをリセットする方法
iPhoneかAndroidによってリセットの方法が違いますが、どちらもそれほど手間ではないです。
それぞれの広告IDのリセット方法は下記になります。
iPhone(iOS)の広告IDをリセットする方法
Androidの広告IDをリセットする方法
2. [設定] -> [Google] -> [広告] -> [広告のパーソナライズをオプトアウトする]をOFF
私はiPhoneを使っているのですが、実際に広告IDのリセットを行ってみたところ、たしかに悪質な広告は減りました。(ゼロになったわけではないですが…)
というか広告の種類が趣味系のものから化粧品系に変わりました。なぜ笑
トリマ公式のお問い合わせから悪質・不快な広告などを配信停止の申し入れする方法
特定の広告主ではなく、広告IDをリセットしても改善しない場合は、トリマ公式に直接広告の配信停止申し入れを行うことができます。ただ少し手間ですし、時間がかかります。
2. トリマ公式-お問い合わせページから必要事項を記入し送信
3. トリマ公式より届いた自動返信メールに広告の内容(どのように悪質・不快なのか)を記載し、スクショを添付して返信
ちなみに今回の新しいタイプの広告はトリマにお問い合わせ済なので、返信があり次第、追記したいと思います。
まとめ
冒頭に結論をいれていますが、
・一部広告業者(Pangle、Facebook、UnityAds)の悪質な広告は直接配信停止申し入れが行えるので、即申し入れで改善する
・それ以外の広告は「広告IDのリセット」を行えば配信される広告が変わる可能性あり。悪質な広告を視聴する確率が下がる
となります。
悪質な動画への対策としては、広告IDのリセットが一番手軽で効果ありです。
もし、 悪質・不快な広告、広告の再生不具合でお悩みでしたら、一度広告IDのリセットをおすすめします!
今回は以上です。